男性用と女性用の育毛シャンプーの違い。

男女の育毛シャンプーの違いは?の画像

LOFTや東急ハンズだけでなく、ドンキやドラッグストアでも育毛シャンプーコーナーのスペースが大きく取られていたりしますが、最近ちょっと気になっているのが女性用の育毛シャンプーや育毛関連グッズも商品が充実してきているという事です。

自分の家の近所のドラッグストアでは、男性用の育毛シャンプーコーナーのすぐ横には、スペースは男性用よりも小さいものの女性用の育毛シャンプーが並べられていたりします。

女性の場合は髪のダメージ修復とかがメインで、育毛シャンプーなんて必要ないんじゃないの?って思ったりするのですが、最近では薄毛に悩んでいる女性のための育毛シャンプーもドラッグストアでも販売されているのです。

そこで気になってしまうのが、男性でも女性でも育毛シャンプーに性別なんて関係あるのか?という事です。

むしろシャンプーとかコンディショナーのことに関しては、「もともと女性がターゲットの商品だし、育毛シャンプーも女性用の方が効果が良いのでは?」なんて思ったりもしますよね(笑)

少し気になって、女性の育毛シャンプーの事も色々と調べて見たのですが、基本的な育毛シャンプーの機能としては男性用と同じで、洗浄力は控えめで髪や頭皮にとって良い成分が入っているのですが、男性用と女性用それぞれの育毛シャンプーは役割が異なります。

そこで今回は、男性用と女性用の育毛シャンプーの違いについて紹介します。

男性用と女性用の育毛シャンプーはどう違うのか?

それぞれの育毛シャンプーの違いに関して分かりやすくするために、まず男性用と女性用の特徴をそれぞれピックアップしてみたいと思います。

冒頭で紹介したように育毛シャンプーの基本的な性質である、洗浄力が控えめであったり、ノンシリコンシャンプーであるといったことは踏まえた上で、それ以外にどういった特徴があるのか男性用と女性用で比べてみると…

男性用育毛シャンプーの特徴

・女性用育毛シャンプーに比べると洗浄力が高い。

・頭皮の血行促進成分が豊富に含まれている。

・髪を洗った後に爽快感を与えるメントール成分が含まれている。

これが男性用育毛シャンプーによく見られる特徴で、この3つの事は女性用の育毛シャンプーだとあまり見られないポイントなのです。例えばメントール成分が含まれているといった特徴は、男性の場合は洗い終わった後に爽快感を好む人が多かったりするために、配合されていたりするのです。

こういったところが男性用によく見られる特徴です。その一方、女性用育毛シャンプーの特徴はというと…

女性用育毛シャンプーの特徴

・頭皮に潤いを与える保湿成分が男性用より豊富に配合されている。

・髪のダメージを補修するための成分が多い

・ハーブや植物性の成分が配合されていて、香りにもこだわった物が多い。

これが女性用育毛シャンプーならではの特徴で、女性の場合は髪を染めていたりする方も多く、髪のダメージリペアなどもシャンプーの役割としては欠かせない物なのです。そのため男性用のものと比べると髪の補修成分であったり、香りにもこだわって作られているというのが女性用育毛シャンプーの特徴なのです。

 

男性用と女性用の育毛シャンプー、それぞれならではの特徴を紹介してみましたが、まとめてみると…

男性の方が皮脂の分泌される量が多いので、男性用の育毛シャンプーの方が洗浄力が強い。女性用の場合はキレイな髪をキープするために髪の補修成分などが豊富に含まれている。

というのが、男性用と女性用の育毛シャンプーの違いですね。

男性用と女性用で特徴にこうした違いはあるのですが、どちらの育毛シャンプーの場合も最終目的は「髪が成長しやすい頭皮環境にする。」というための物なのです。

その過程で、男性と女性には頭皮の肌質の違いや、シャンプーがするべき役割に違いがあるため、特徴としてこういった違いがあるワケなのです。

どちらの育毛シャンプーにしても目的は頭皮環境を良くする事ですが、男性の場合はAGAが原因で薄毛になる場合がほとんどなのですが、女性の場合は頭皮環境の悪化だけが原因で薄毛になる事も考えられるのです。

そのためゴールとなる「髪が成長しやすい頭皮環境にする。」という事は同じでも、男性と女性で育毛シャンプーがするべき役割が違うのです。では、男性と女性で育毛シャンプーの役割には具体的にどんな違いがあるのかを、詳しく見てみましょう。

男性用育毛シャンプーの役割

ここからは男性用育毛シャンプーの役割について紹介してみます。男性用育毛シャンプーの主な役割として挙げられるのがこの2つです。

・頭皮の余分な皮脂をしっかりと洗い流す。

・頭皮の血行を促進する。

この2つが男性用育毛シャンプーの主な役割なのです。

男性の頭皮は女性の頭皮と違って、やはり皮脂の分泌量が多いのです。そのため、分泌された余分な皮脂を洗い流せるだけの洗浄力が必要になるのです。

男性用育毛シャンプーに配合されている洗浄力を高める成分

そのため男性用育毛シャンプーの場合は、アミノ酸系洗浄成分だけで作られていることが多い女性用育毛シャンプーと違って、アミノ酸系洗浄成分に加えて洗浄力を高める成分が配合されている物が多いのです。

その洗浄力を高める成分として男性用育毛シャンプーによく配合されているのがオレフィンスルホン酸Naという成分です。このオレフィンスルホン酸Naという成分は、洗浄力の強い一般的なシャンプーに配合されている「ラウレス硫酸Na」と呼ばれる成分と同等の洗浄力を持つと言われています。

しかし、オレフィンスルホン酸Naは一般的なシャンプーに良く含まれているラウレス硫酸Naと比べると、頭皮への刺激はマイルドで必要以上に皮脂を洗い落とし過ぎないのです。そのためアミノ酸系洗浄成分に加えて洗浄力を高める目的で男性用の育毛シャンプーにはオレフィンスルホン酸Naが使われている物が多いのです。

同じく洗浄力を高める目的として、もう一つ使われていたりするのが泥です。

泥洗顔や泥シャンプーという言葉を聞いたことがある人もいるかと思いますが、最近では育毛シャンプーにもこの泥が配合されている物があるのです。

泥といってもただの泥ではなく(笑)育毛シャンプーに使われているのは炭化した泥です。炭化した泥はクレイと呼ばれます。

このクレイには周囲の汚れを吸着する力があるのです。クレイを頭皮に塗布すると、汚れを吸着する力で頭皮に過剰分泌されている皮脂を吸着して洗浄してくれるのです。洗浄力を高める目的でクレイを配合したのがブラックシャンプーです。

皮脂の分泌を抑えるために配合されている成分

男性用育毛シャンプーによく見られる成分として、頭皮の皮脂の分泌を抑えるために配合されている成分というのもあります。それが馬油です。

馬油は字のままに、馬から抽出された油です。馬油の成分は人間の皮脂と成分がそっくりで、馬油をシャンプーするときに頭皮に付着させることで、皮膚は「頭皮が潤っている」と誤解をして皮脂の分泌を抑えるのです。

男性の頭皮は皮脂の分泌量が元々多いのですが、こうしてシャンプーをするときの馬油を頭皮に付着させることで、頭皮の皮脂の過剰分泌を抑えるをことが出来るのです。

男性用育毛シャンプーは血行促進も重要な役割。

余分な頭皮の皮脂を洗い流すことと同じぐらい、もう一つ男性用育毛シャンプーの重要な役割が頭皮の血行促進です。

女性の薄毛だと、頭皮環境を整えるだけで自然に薄毛が治るというケースも多いのです。そのため女性の薄毛は、育毛シャンプーを使用して頭皮環境の改善という部分に重点を置けば回復を見込めるケースも多いのです。

しかし、男性の薄毛の場合は頭皮環境を改善するだけでは、薄毛が回復できないケースが多いのです。

男性の薄毛の場合は頭皮環境の改善とともに、髪の毛を作る毛母細胞の働きを活発化することが必要になります。毛母細胞を活性化するにはどうすればいいのか?というと、その答えは毛母細胞に供給される栄養(血流)を増やすことなのです。

毛母細胞に栄養がたくさん届けば、毛母細胞もどんどん細胞分裂を行い髪の毛を生成します。したがって、女性用とは違って男性用育毛シャンプーでは血行促進をさせるという役割が非常に大切なのです。

そのため、男性用育毛シャンプーには、血行促進成分のオタネニンジンエキス・センブリエキスがよく配合されています。これらは育毛剤にも良く含まれている成分です。両方とも漢方の成分で血行促進の効果が見込めることが分かっています。

また、先ほど紹介したクレイと馬油。実はこの2つの成分にも血行を促進する効果が備わっているのです。

クレイはそもそも炭化した泥です。炭には遠赤外線効果があり、クレイを塗布することで、頭皮を温める効果が期待できます。頭皮が温まることは血液の流れの改善につながり、結果的に血行が促進されます。

そして、馬油です。馬油にはα−リレノン酸が豊富に含まれています。α−リレノン酸は体内に吸収されるとEPAとDHAに変換されます。ちなみに、EPAとDHAには血液中の悪玉コレステロールを減らして、血液をサラサラにする効果が見込めます。したがって、馬油にも頭皮の血行を促進する働きがあるのです。

 

男性用育毛シャンプーの役割を紹介しましたが、女性用と違ってどういった役割が重視されているのかお分かりいただけましたでしょうか?男性用育毛シャンプーの場合は、女性用育毛シャンプーよりも、

・頭皮の余分な皮脂の洗浄

・頭皮の血行促進

この2点を重要視して作られているのです。そのため、女性用シャンプーよりも洗浄成分が多めに配合されていたり、血行促進のための成分が多く配合されていたりするのです。

続いて、女性用育毛シャンプーの役割を見てみると…

女性用育毛シャンプーの役割

女性用育毛シャンプーの主な役割というのは次の2つです。

・頭皮に潤いを与える。

・傷んだ髪に栄養を与えて、ダメージを補修する。

女性の頭皮の場合は男性とはちがって、皮脂の分泌量がすくないために乾燥しがちになっている人が多いのです。そのため女性の薄毛を改善するためには、頭皮が潤うように保湿をすることが重要になるのです。

また、女性の場合は男性と違って髪にも美しさを求める人が多いため、髪の毛自体にもしっかりと水分を与えるという事も欠かせません。なので女性用育毛シャンプーは頭皮や髪の保湿をすることを主に考えられている物が多く販売されています。

保湿を考えオイルが配合されている女性用育毛シャンプー。

保湿するというのも育毛シャンプーの基本的な特徴ですが、女性用育毛シャンプーにはさらに保湿効果を高めるため、アルガンオイル・ホホバオイルといった保湿のためのオイルが配合されています。

このようなオイル成分は頭皮マッサージと組み合わせて、単体でも頭皮や髪の毛のケアに用いられることもあります。これらのオイルは頭皮の保湿には抜群に効果を発揮し、乾燥しがちな女性の頭皮や髪の毛に潤いを与えてくれるのです。

髪のダメージを補修する成分も豊富に配合

女性の髪の毛の悩みとして「髪の毛がきしむ」、「髪の毛がまとまらない」といったものがあります。テレビCMでもよく聞く言葉です(笑)

これらは髪の毛の表面にある保護層のキューティクルが開いていることがその原因です。

髪を守るキューティクルが壊れて開いてしまうと、隙間から髪の毛内部の水分や栄養分が流れ出ることに。その結果、髪の毛からハリ・コシが失われ髪の毛自身が弱々しくなります。

髪の毛自体が弱ってしまった結果、ちょっとした刺激で抜け落ちてしまうために抜け毛を引き起こす原因になります。したがって、女性の場合は育毛シャンプーでしっかりと髪の毛のダメージも修復する必要があるのです。

ちなみに、髪の毛のダメージを修復してやるために重要なのがこの4つのポイントです。

・髪の毛内部の水分の補給

・髪の毛内部のタンパク質の補給

・髪の毛表面のキューティクルの修復

・髪の毛内部のCMCの補給

まず、髪の毛内部の水分の補給については、先ほど紹介したアルガンオイル・ホホバオイルなどの成分がその役割を果たしてくれます。

次に髪の毛内部のタンパク質の補給についてです。髪の毛内部にタンパク質を補給するための成分として、育毛シャンプーには加水分解ケラチンなどが配合されています。

ケラチンと言うのは髪の毛のもとになるタンパク質です。このケラチンを分解した成分を髪の毛に塗布してやることにより、髪の毛内部にケラチンが浸透してタンパク質の補給が行われます。

さらに、育毛シャンプーはアミノ酸系洗浄成分が使われている物がほとんどですが、女性用育毛シャンプーによく用いられるアミノ酸系洗浄成分というのがあるのです。それがココイルグルタミン酸TEAです。

ココイルグルタミン酸TEAには他のアミノ酸系洗浄成分には無い特徴が備わっています。それがシャンプーの際に皮脂などの汚れを落とすのに合わせて、傷んだキューティクルを修復してくれるという特徴です。

ココイルグルタミン酸TEAを洗浄成分として配合することで、洗い上がりにギシギシするといった髪の毛のきしみを抑えることができます。

また、男性用育毛シャンプーにはほとんどみられませんが、女性用育毛シャンプーには髪の毛のCMCという成分を補修する力を持っているものが存在します。

CMCとは、隣り合うキューティクルの間で接着剤のような役割を果たしている成分です。CMCには髪の毛内部の水分をしっかりと保つ役割も持っています。CMCは誤ったヘアケア・ヘアカラー・パーマなどの要因で破壊されてしまいます。

CMCが破壊されてしまうと、キューティクル同士をつなぐ物質が無くなります。そして最終的にはキューティクルの間が広くなって、傷んだ髪と髪の摩擦によってダメージが蓄積されて、髪の状態が深刻なものになるのです。

そのため、髪の毛のダメージを修復するためには、CMCを修復することが大切です。このCMCを修復する「ナノリペア」と呼ばれる働きを持っている商品が存在するのも、女性用育毛シャンプーの特徴です。

 

これが女性用育毛シャンプーの役割で、男性用の場合は頭皮の皮脂を洗い流すことも重要な役割だったのですが、女性用の場合は頭皮に潤いを与えるという事が重要なのです。

それに加えて、キレイな髪になりたいという女性が多く、またキレイな美しい髪というのは抜け毛予防にも繋がることなので、髪のダメージを補修するための成分が含まれている育毛シャンプーが女性用には多いのです。

男性と女性の頭皮や薄毛の原因は違う、だから育毛シャンプーも。

少し長くなってしまいましたが(笑)男性用と女性用の育毛シャンプーの違いがお分かりいただけましたでしょうか?

自分も以前は「男も女も薄毛の原因なんて一緒、だから育毛シャンプーもどっちでも良い。」なんて思っていたのですが、実際にはこうした違いがあるのです。

男性の場合は一般的に薄毛が気になりだすような年齢というと、20代後半ぐらいからという人が多いのですが、それぐらいの年齢から急に皮脂のテカりが気になって…という人も多いかと思います。当然頭皮にも皮脂が多くなるので、育毛シャンプーを使って余分な皮脂を洗い流し、血行を促進して頭皮環境を改善するということが、薄毛対策の欠かせない事の一つなワケです。

女性の場合は頭皮が乾燥しがちで、年齢とともにさらに頭皮の乾燥が進んで頭皮環境が悪くなるということがあり、女性用育毛シャンプーを使って頭皮に十分な潤いを与えて、頭皮環境の影響から傷んでしまっている髪の補修も必要になるという事なのです。

育毛シャンプーの根本的な特徴の、アミノ酸系洗浄成分で頭皮を刺激せず洗い流すという事と、ノンシリコンで頭皮に優しいという特徴は同じなのですが、男性と女性で頭皮の状況や薄毛の原因が異なってくるので、育毛シャンプーの役割も少し違うのです。

育毛シャンプーのメーカーが儲けようとして、単に男性用と女性用を分けているだけではなく(笑)ちゃんと理由があって、男性用と女性用に育毛シャンプーが分かれているのです。

こうした男性用と女性用の違いを知るだけでも、男性の育毛シャンプーにはどういった物が最適なのか分かってきますよね。男性用の育毛シャンプーは▼コチラの記事に詳しく書いているのですが、

もう後悔しない…オススメ育毛シャンプーランキング!

2017.05.15

ただ単に育毛シャンプーを使っておけば良いというのではなく、なぜ育毛シャンプーを使う必要があるのか?という視点から育毛シャンプーをもう一度選び直してみてはいかがですか?

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