髪を染めることで薄毛になるのか?

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服と同様に、髪もファッションの一部みたいなことが言われていますが、髪を染めるというのはもう珍しいことでも何でもないですよね。

若い人が多い街へ行けば、男性でも3人に1人は髪を染めてるんじゃないかというぐらい、男性でも髪を染めるというのは当たり前になっています。

それだけ、今では髪を染める男性も多いのですが、パーマと同様に「髪を染めると薄毛になる」なんてことも言われていますよね?

自分も学生時代に一時期バンドをしていたこともあって、髪を伸ばしていたり染めたりということもあったのですが、確かに髪を何度も染めたりというのを繰り返していると、髪がガシガシになってきたり切れ毛が増えたりしますよね。

髪を何度か染めたことがある人なら、染める事によって髪が痛むというのは実感できると思うのですが、「髪を染める=薄毛になる」というのは若かったりするとそこまで実感は無いかもしれません。

若い人に限らず、最近では年配の方でも白髪染めをする人も多いのですが、言ってみれば髪を染めるという括りでみると行為は同じなワケです。

年齢問わず「髪を染めると薄毛になる。」というのは、ほとんどの人が聞いたことがあるのではないかと思うのですが、実際の所はどうなのでしょうか?

そこで今回は、髪を染めることと薄毛の関係について紹介をしてみます。

髪を染めると薄毛になると言われているワケ

まず、なぜ髪を染めると薄毛になると言われているのか?という根本的について説明をしてみます。

髪を染めると薄毛になるというのは、単にウワサだとかそう言われているだけというのではなく、ちゃんと理由があるのです。先に、髪を染めると薄毛になる根拠として言われているのがこの2つです。

・頭皮環境の悪化

・頭皮の奥にあるバルジ領域へのダメージ

この2つが、髪を染めることで薄毛になると言われている根拠なのです。パーマなどと同じで、髪の毛だけであれば問題ないのですが、髪を染める時にもやはり頭皮への負担がかかってしまうのですが、その頭皮への負担が薄毛につながるという事なのです。それぞれがどういった影響を及ぼすのかを見てみると…

髪を染めた時の頭皮への影響

髪を染める時にカラー剤が頭皮に付着してしまったり、またケアを怠ってしまうことで頭皮への悪影響が考えられるのです。具体的にどういった影響が考えられるのかというと、

・接触性皮膚炎

・アフターケアを怠ったことによるもの

・アレルギー反応によるもの

髪を染めることによる頭皮への悪影響を細かく分けると、これら3つの事が考えられるのです。

・接触性皮膚炎による頭皮環境の悪化

髪の毛を染める時に使用するカラー剤は、その性質上強いアルカリ性になっているものが多いのです。

逆に頭皮を含めて人間の肌は正常な状態は弱酸性なのです。ボディソープのCMなどでも「弱酸性なので肌に優しい♪」とか言われていたりしますよね。

頭皮は弱酸性なのに、そこに髪の毛を染めるためのアルカリ性の薬剤が付着してしまうと、頭皮の組織は異常な状態に置かれるということになるのです。

逆に皮膚は弱酸性が正常な状態となっていますので、アルカリ性のものが付着することによって皮膚の組織は異常な状態に置かれます。

髪を染める場合は、良く染まるようにカラー剤を髪につけた状態で10分~20分程度時間を置きますよね?もし頭皮に薬剤が付着している場合、その時間を置いている間は頭皮はずっと異常な状態の中に置かれたままなになってしまうのです。

そうやって長い時間頭皮にカラー剤が付着したままになってしまうことで、頭皮は炎症を起こしてしまい接触性皮膚炎という状態になってしまうのです。

肌の状態というのは人によってそれぞれ違うのですが、カラー剤が少し付着しただけでも炎症を起こしてしまう人もいれば、逆に平気だという人もいたりするのですが、弱酸性の頭皮にアルカリ性のカラー剤が付着するということは、悪影響にしかならないのです。

頭皮が炎症を起こしてしまうことで、最初はかゆみや痛みなどを感じたりする程度なのですが、何度も繰り返している内に、頭皮環境はどんどん悪くなってしまい、やがて薄毛に悩まされるということがあるのです。

・アフターケアを怠ったことによるもの

髪を染めることによって頭皮環境を悪くしてしまう要因で、意外と多くを占めているのがこのアフターケアを怠ってしまうことなのです。先ほどの接触性皮膚炎のところで触れたように、弱酸性の頭皮に長時間アルカリ性のカラー剤が付着してしまうと、頭皮には相当なダメージとなってしまいます。

アフターケアとは具体的にはシャンプーのことなのですが、美容院などで髪を染めてもらった場合はカラー剤を付けて時間を置いた後には、頭皮ケアのことを考えたシャンプーを使用してしっかりと付着してしまったカラー剤を洗い流してくれます。

しかし自宅で髪を染めた場合などは、注意していたとしても頭皮にカラー剤自体が付着しやすく、その上さらにシャンプーをしたとしてもカラー剤が頭皮に残ってしまうという事が起きやすいのです。

そういったカラー剤が頭皮に残ったままになってしまうと、落としきれるまでの時間ずっと頭皮はダメージを受け続けている状態になってしまうのです。となれば時間が経てば経つほど頭皮のダメージは深刻になるというのは当然のことですよね。

自分も学生時代に自分で髪を染めた時に、眠くて眠くてしかたなくシャンプーをするのが面倒臭くなって、カラー剤を適当に水でゆすいで寝てしまったことがあるのですが(笑)その後に酷いかゆみとフケに2週間ほど悩まされたのを今でも覚えています。

カラー剤が頭皮につかないようにすることはもちろん重要なのですが、同じようにカラー剤が頭皮に付着していることを想定してアフターケアを行うというのは欠かせないことなのです。

・アレルギー反応による頭皮環境の悪化

こちらに関しては、薄毛がどうという問題ではなく髪を染める以前の問題なのですが、肌が敏感な方の場合は髪を染めるためのカラー剤自体が肌に合わなくてアレルギー反応が起きてしまう場合もあるのです。

アレルギー反応の場合は、頭皮に限らず全身に症状が出てしまうので、肌が敏感だと自覚症状がある方は、自分で髪を染めたりするのではなく、美容院などで美容師に相談をするのが無難です。

 

髪を染める時、カラー剤によってこういった3つの頭皮への悪影響が考えられるのです。髪の毛自体が染まる事に関しては、例えカラー剤によって痛んだとしても髪を短く切ったり、髪が生え変わることでダメージが少ないのです。

しかし、カラー剤が頭皮に影響を及ぼしてしまうと、生え変わる髪自体が細くなってしまっていたりすることが考えられ、そのままケアを怠ってしまうと悪循環になって薄毛につながる、というのは十分に考えられることなのです。

こういった頭皮に悪影響を及ぼしてしまうというのが、髪を染めることで薄毛になると言われている理由の一つです。

そしてもう一つ、髪を染めると薄毛になると言われている理由の1つで深刻な事があるのです。それがバルジ領域へのダメージというものなのです。

頭皮の奥にあるバルジ領域へのダメージ

まず最初に、バルジ領域というものをご存知でしょうか?

ips細胞で有名になった「幹細胞」というものがある場所のことを言うのですが、髪を染めることによってカラー剤が影響して頭皮の表面だけでなく、この細胞の部分にまでダメージを受けてしまうとも言われているのです。

バジル領域のことを簡単に説明すると…

バルジ領域は髪の毛1つ1つにあって毛穴と毛根の真ん中より毛根側にあります。そこから幹細胞が毛母細胞に変化しながら毛根に移動していき毛根下部につくと毛母細胞として働いてくれます。この時、幹細胞は多くのコラーゲンを消費していきます。

髪を染める時のカラー剤で頭皮環境が悪化してしまうと、修復をしようとして幹細胞はコラーゲンを消費し、またカラー剤には酸化剤というものも含まれていて、酸化をさせるということは老化を促進させているのと同じなのです。この酸化剤によるダメージの修復にもコラーゲンは消費されるのです。

このコラーゲンを過剰に消費してしまうというのが厄介で、薄毛と関係してくるのです。

どういうことかというと、コラーゲンが不足してしまうと幹細胞は毛母細胞になることができません。コラーゲン不足に陥った幹細胞は頭皮のほうへ進路を変え、角質細胞(肌の細胞)となり他の角質細胞と同様に新陳代謝によって「フケ」として剥がれていきます。

難しい話になりまましたが(笑)

要するに、頭皮がダメージを受けてコラーゲン不足に陥ってしまうと、髪を作る素材がなくなってしまうので薄毛に繋がる。というワケなのです。

 

少し長くなってしまいましたが、髪を染めると薄毛になるというのは単にウワサというワケではなく、頭皮にカラー剤が付着することにより、

・頭皮環境の悪化

・頭皮の奥にあるバルジ領域へのダメージ

これら2つのことが起こること、薄毛へと繋がってしまう可能性が高くなってしまうのです。

髪を染めた時、頭皮や髪はどうなっているの?

髪を染めると薄毛になると言われているワケがお分かりいただけたかと思います。でも、カラー剤って本当にそんな強いの?って思ってしまいますよね。

髪を染める時に使うカラー剤というのがどういうものかというのは、髪を染める時に髪がどうやって染まるのかという事を知れば分かりやすいと思いますので、簡単に説明してみると…

髪を染めるのに使われるカラー剤は強いアルカリ性です。頭皮に付着すると良くないのなら、そもそもカラー剤をアルカリ性にしなかったらいいんじゃないのか!?と思われるかもしれませんがそうはいかないのです。

髪の色を変えるというのは、髪の毛の中で色素を発色させるということなのです。

髪の毛の中で発色をさせる時にネックとなるのが、髪の表面を覆っているキューティクルです。髪は本来、キューティクルで守られて異物を進入させないようになっています。

キューティクルが正常な状態だと、髪の中に入ることができないので髪を染めることが出来ないのです。そこで、アルカリ性の成分を使用して、キューティクルの隙間を開いて色素を入れるのです。

これが髪を染めるためのメカニズムなのです。

キューティクルを開けるためにアルカリ性の成分を使用するのですが、このアルカリ性の成分が頭皮に付着するとどうなるかというと、頭皮がキューティクルのように開くということはないのですが(笑)頭皮も表面上は一時的に染まることがあるのです。

一時的に染まったとしても、皮膚が新しく生まれ変わる時には元の肌の色に戻るのですが、頭皮の健康状態が悪かったりして、皮膚の生まれ変わりが正しく行われないと炎症などの原因になってしまうのです。

髪を染めるというのは、アルカリ性の成分を使用して髪のキューティクルを開く必要があるのですが、キューティクルを開くことが出来るような成分が、頭皮にとって良いワケがないですよね。やはり髪を染める時に使うカラー剤というのは、それだけ強い成分が配合されているということなのです。

髪を染めても薄毛とは関係ないという意見も!?

髪を染める時にカラー剤が頭皮に悪影響を及ぼして、薄毛になる可能性があるということについて紹介してきましたが、実は最近髪を染めることと薄毛には因果関係がないという意見もあるのです。

髪を染めても薄毛にならないとされている意見というのはどういうものかというと…

カラー剤というのは髪の毛に対して作られている物です。髪を染めるという技術が開発されてからもう何十年も経過しているのですが、当然最近では頭皮に付着する可能性があるということも想定されているハズですよね。

これだけ様々な事が時代とともに進歩しているのに、カラー剤だけが進歩していないというのは考えられないことですよね(笑)

それと、薄毛に影響する…いわば髪の成長にまで影響をする毛根というのは頭皮から約5mm程深い部分にあるのですが、カラー剤はそこまで頭皮の深くに到達することが出来ないとも言われているのです。

なぜカラー剤が到達出来ないかというと、それは角質層があるからなのです。カラー剤が影響を及ぼしたとしても角質層までで、角質層の一番深い所には基底層という部分があるのですが、カラー剤はその基底層までも到達することが出来ないとされているのです。

その証拠として、肌が生まれ変わる周期はだいたい1ヶ月程度と言われているのですが、この肌の生まれ変わりというのは、基底層でできた角質細胞が新陳代謝で押し上げられて一番表面に来て自然に剥がれるまでの期間の事なのです。

もし、基底層までカラー剤が浸透してしまっていたら、肌が生まれ変わったとしても頭皮は染まったままになってしまう筈なのですが、髪を染めた後1ヶ月以上が経過しても頭皮が染まっているという報告は少ないのです。

極端なところで、脱毛クリームもカラー剤と同じアルカリ性なのですが、脱毛クリームの方が髪を溶かしたりする分、カラー剤よりもアルカリ性の力が強いのです。

しかし、脱毛クリームでさえ毛根から髪を溶かすというのは無理なことなのです。なのに脱毛クリームよりも弱いカラー剤が髪を溶かしてしまうということは考えにくい。ということなのです。

 

髪を染めることと薄毛には因果関係があるという意見の方が多いのですが、因果関係が無いという意見もあるのです。

確かに因果関係がないと言われている意見を見るとそんな気もするのですが、生まれつき肌が強い弱いや、角質層が厚かったり薄かったりという個人差も関係してくるのです。

一つだけ言えるのは、髪を無理矢理染めるカラー剤は、頭皮にとってプラスになることは無いということです。

なので、髪を染めることと薄毛には因果関係は無いという意見もあるのですが、頭皮にとっては少なからず負担にはなるということは理解しておきましょう。

薄毛が気になるのなら、髪は染めない方が良い?

今回は、髪を染めることと薄毛について紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。髪を染めるとは言っているものの、その行為自体はいわば無理矢理キューティクルを広げて色を変えているので、当然それなりに強い薬剤を使っているということなのです。

薄毛が気になる…という場合に髪を染めない方がいいのかというと、その答えはやはり「染めない方が良い。」ということになりますよね(笑)

でも、たしかに髪を染めるて、アフターケアを怠ってしまうことなどによって薄毛の要因の一つになるというのは考えられる事なのですが、それが全てではないのです。

髪を染める事以外にも、生活習慣や男性ホルモンなど、薄毛になる要因というのはいくつもあるのです。なので、「髪を染める=薄毛になる」と極端なのは考えものです。

先ほど書きましたが、自分も若い頃に髪を染めた時にケアをちゃんとせずに、フケやかゆみに悩まされたことがあったのですが、パーマにしてもカラーにしてもその後のアフターケアというのが重要になってくるワケです。

薄毛を意識しつつも昔からの習慣で、髪を染めるというのが当たり前になっていたり、現在既に髪を染めているという方もアフターケアだけは怠らないように注意をしておいてください。

要は髪を染めていたとしても頭皮環境が正常であるのならば、そこまで髪を染めることと薄毛を結びつける要素は無いのです。

今現在、既に髪を染めていて薄毛が気にもなってきたという方は、今からでも育毛シャンプーなどを使って頭皮のケアをすることをおススメします。育毛シャンプーに関しては薄毛に悩まされた自分が(笑)実際に使って良かったものを▼コチラの記事で紹介しているので参考にしてみてください。

もう後悔しない…オススメ育毛シャンプーランキング!

2017.05.15

髪を染めたりパーマをあてるというのがファッションの一つになっている今。薄毛を気にしていても「ちょっとやってみたいな…」という気持ちはありますよね。

正直なところ、自分もまだ「昔みたいにパーマをかけたりしたいな」と思う時は、たまにあったりします(笑)

AGA治療中にパーマーをあてたり髪を染めたりするのはさすがにどうかなと思うのですが(笑)ある程度今は回復してきているのですが、もっとフサフサになったらちょっとパーマでもと考えていますww

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